近年の概要
大阪教育大学附属高等学校池田校舎は、ここ3年で難度に変化はありませんが、5年以上前と比べるとやや易化傾向にあります。かつて池附を志望していた層の一部が、市立西宮GS、宝塚北GSなどに流出しています。また、大阪の北野高校の超難関化により、池田附属中学に在籍していた生徒のうち、高校へ内部進学せず、北野高校を受験する人も一定数います。そのため、高校入試で比較的多めに合格者を出すようになり、裾野が広がっています。とはいえ、相変わらず難関であることは確かで、合格するには相当の学力レベルが必要です。 兵庫県第2学区の公立高校の中では、市立西宮GS、宝塚北GSなどが比較の対象になると思います。どちらが難しいかというと、模試の見かけ上の学力層では、市立西宮GSが池附よりやや上、宝塚北GSと池附は同等です。 GSが内申点や面接など、純粋な学力以外の要素によって学力をカバーでき、科目数が3科目程度と少ないのに対し、池附は、5科目のうえ、学力勝負であり、問題レベルもGSよりはるかに高いです。その点も考慮すると、どちらが難しいかは一概には判断できません。
科目別対策
大教大附属池田の入試分析を掲載しています。